日常的な肌症状を避ける

顔

現在における対策

肌表面は外部からの紫外線や細菌、汗など、あるいは内部からの栄養バランスなど双方からの影響によって左右されやすい組織です。そこで起きる代表的な症状がニキビで、比較的ありふれた症状として知られています。そしてその後にできるニキビ跡は、見た目にも悪い印象として残りやすく、美容面における悩みの1つに挙げられます。ニキビ跡の出方にはいくつかのタイプがあり、まず赤みや黒ずみといった色素沈着がみられ、酷くなるとクレーターや凹凸が目立つ様になります。現在ではこれら症状ごとに応じた適切な対処が開発される様になっています。主に赤みや黒ずみなどの段階では、ビタミンC・B群の摂取や適切な睡眠習慣などのセルフケア、原因となる細菌を撃退する塗り薬などで対処します。しかしクレーターの様な慢性的にニキビ跡が残った状態になると、医療機関での肌内部に対する処置が必要になります。現在では細菌における耐性獲得のリスクが少ない薬剤や、肌細胞の再生の活性化を促す成分の発見など、今後の治療成果向上への期待が高まる研究が続けられているとされます。

困難なタイプと対策

ニキビ跡はタイプによって対処のしやすさ・しづらさが分かれるとされます。まず赤みは、ニキビによる炎症ができた事で周辺の毛細血管が広がり、炎症が先に収まっても血管が広がった事により血の色が見えやすくなった結果、起きる症状とされます。そして黒ずみは、炎症の後に血管の広がりも引いた後、皮膚表面にメラニン色素が分泌される事で生じやすいとされます。ここまでで適切なケアを行っていれば、これ以上の悪化は避けられると言われています。しかし繰り返しニキビによる炎症が起きると、今度は皮膚表面よりも深部にある真皮の線維組織にも影響が及び、組織が破壊されやすくなります。すると内部の損傷によって皮膚表面も陥没し、クレーター状のニキビ跡となって見える、という仕組みです。こうなると専門の医療機関での処置が求められる厄介な状態となります。治療によってクレーター部分での真皮に直接働きかけ、真皮で損傷を受けた線維組織の修復を促すという対処を繰り返し受ける事になるとされます。できる限りこの段階の前までに対処する事が無難となっています。